「大学生活において単位をとるのに過去問は必要なの?」という疑問に現役大学生が説明します。
高校までの定期試験と大学の定期試験の違いの1つは過去問の存在です。
「過去問を入手しないと単位取れないんですか?」という新入生の声も聞きます。
実際に私も当時は同じ疑問を抱いていました。今回はこの疑問に回答して、さらに過去問に関する情報をまとめます。
単位をとるのに過去問は必要?
結論を言うと、過去問がなくても単位をとることができます。
普段の授業に出て、授業内容の基礎をしっかり勉強したら落単することはありません。
ただし、授業にでてなくて一夜漬けで単位をとるつもりなら過去問がないと厳しいです。過去問をもっていたら単位がかなりとりやすくなるのも事実です。
過去問の入手方法について
次に主な過去問の入手ルートを説明します。
ルート① サークルの先輩からもらう
1つめは同じ学科の先輩から過去問をもらう方法です。
サークル内で代々過去問が受け継がれている場合も多いです。
最も過去問が入手しやすい方法かもしれません。
過去問のためにサークルに入る方もいると思います。ただし、人数が少ないサークルだと手に入らないことがあるので注意が必要です。
ルート② クラスの友達からもらう
2つめはクラスの友達から過去問をもらう方法です。
クラスLINEで過去問が共有される場合もあります。1年前期のうちに過去問をくれる友達を作っておきましょう。
ただし、東大の進振りや北大の移行のような制度がある大学は他人に良い成績をとらせないために過去問を渡してくれない人もいるそうです。
ルート③ 同じ高校出身の先輩からもらう
最後は高校の先輩から過去問をもらう方法です。
同じ高校の人が多く進学する大学に入学すると、同じ学科に部活の先輩が進学していることが意外とあります。その先輩から過去問をもらえるとすごく楽です。
しかし、他の2つの方法より難しいかもしれません。
過去問を利用するメリット
ここからはメリットを紹介し、説明していきます。
メリット① 少ない勉強時間で単位がとれる
単位取得に必要な勉強時間が少なくなるので、他のことに時間がまわせます。
例えば、バイトの時間やサークルの時間を増やせます。
大学生活を楽しみたい方は過去問を利用して勉強時間を最低限にすることをオススメします。
メリット② 良い成績がとりやすい
定期試験の問題が過去問とほとんど同じことがあるし、先生の試験の傾向が分かるので過去問があると良い成績がとりやすいです。
良い成績がとれると就活、留学、研究室配属などで有利にはたらきます。
良い成績をとるために過去問と使うことを邪道と感じる人もいると思いますが、私はアリかなと思います。
過去問を利用しない選択肢もある
ここまで良い点ばから書いてきましたが、全員が過去問を利用するべきだとは思いません。
学問に興味がある方、将来研究者を目指す方は過去問を利用せず地道に勉強していくのが良いと思います。
実際、学科等を首席で卒業される方は過去問を利用しない方が多いです。
まとめ
今回は大学生活における過去問の役割などを解説をしました。
私は自分のやりたいことや将来を考慮して過去問を利用するか決めるべきだと思います。
ありがとうございました。